今回紹介するのは、何百万個という小さな点を根気よくペンで打っていくことによって制作する David bayo の制作風景動画です。
「点描画」という制作手法があります。有名なのは19世紀の画家 Georges Seurat(ジョルジュ・スーラ)ですが、現代でも点描画の手法で絵を描いているアーティストはたくさんいます。David bayo もその一人ですが、ペンを使用してより小さな点で描いています。

ペン先のような小さな点で描いていくというのは、筆による「面」として点を描くよりも、根気と手間がかかります。何百万という単位で描かれた点の集合・密集の仕方で質感や密度を表現し、ある程度の下絵を描いた後は一心不乱に点を打って制作をしています。

近年のリアリズム系絵画の制作手法数多く見ていますが、いわゆる美大予備校で教えている受験用のやり方として確立した伝統的な「デッサン」の手法を採らず、独自のやり方で絵画表現を追求しているタイプのアーティストが数多く含まれるという現実があります。

『スーラ―点描を超えて』

点描の画家、ジョルジュ・スーラの作品制作過程を分析・再構成して解説。