今回紹介するのは、自動車ショーで展示することを目的として、自動車をキャンバス代わりにして塗装しながら絵を描いている様子を撮影した動画です。
「絵」は一般的に平面に描いていくというイメージがあります。しかし、人類原初の絵画は凸凹とした洞窟の壁に描かれていますし、宗教絵画の多くも教会の壁や天井のような微妙に湾曲した面に描かれていたりもします。だから、自動車だって立派なキャンバスです。

自動車の塗装表面に描く絵なので、絵の具や筆ではなくスプレーで制作をしています。マスキングテープを使ったり、元絵を用意してそこから高度なデッサン力で、性格で精密なテクニックでスプレーをうまく利用しながら絵を描画していく様子が見て取れます。

デッサンをやった美大受験生なら、元絵を精密に複製していくことの難しさを知っているはず。でも、これはアートの世界でいう「絵画」とは大きく異なります。どこが異なるのか?この制作者は「アーティスト」と呼ばれうるのか?いろいろと考えさせる動画です。

『痛車天国 超(SUPER) vol.1』

日本で車の塗装アートというと、まずは思い浮かぶコレ。