今回紹介するのは、レーザーカッターが合板ボードを切り抜くことによって造形される地図の制作風景の動画です。
「彫る」「刻む」が彫刻ですが、昔から人間は手で様々なものを彫刻してきました。しかし21世紀の現代、人間の手では物理的に彫刻することができないものを機械が代わりに彫刻したり、人間よりも機械のほうが正確・精密な彫刻ができるようになってきています。

合板ボードをレーザーカッターで切り抜いていくという地図の制作方法も、そんな彫刻・立体造形のあり方の一つ。合板ボードは人間の手でも切ることもできますが、とても長い時間がかかります。でも、レーザーカッターならとても短時間で立体造形ができるのです。

様々な分野で機械のほうが人間の手よりも強く、正確・精密な造形ができるようになっている現代。彫刻・立体造形を志す美大受験生は、人間の手で造形がなされるとはどのような意味があるのか、価値があるのかを考えていくことが「自己表現」の土台となります。