今回紹介するのは、陶芸で使う「ろくろ」をキャンバスに、「砂」を絵具としてろくろ上に絵を描くアート作品の動画です。
単なるスキルやテクニックではなく、「個性」や「独創性」が重要視されるのが、アートの世界。「自分だけができること」を追求する一つの手段として、画材や制作手法に工夫を加え、他のアーティストたちにはできない表現を目指すやり方があります。

この手法も、その一つ。通常は「陶芸」の単なる制作道具として使用される「ろくろ」をキャンバスとし、回転による造形を生成していくことで独特の幾何学模様を円形の描画面に描いています。回転の特徴を生かした柔軟な描き方をするには、砂は最適の絵の具です。

砂を画材とした「サンドアート」というカテゴリーは存在していますが、このやり方は突出した独創性があります。そしてこの手法は、制作途中のやり方を見てこそ、驚きと感動があります。パフォーマンス要素も持っている、複数の要素が高度に融合したアートです。

『砂』と心~サンドアートが教えてくれたこと~

日本のサンドアーティスト、船本恵太の著作。