今回紹介するのは、日本人切り絵アーティスト尾関幹人の制作風景を記録した映像です。
切り絵は、黒い髪をカッターで切り抜く手法の平面的な表現で、有名な絵本『モチモチの木』のように独特の雰囲気が出る平面表現です。古臭いイメージもある切り絵ですが、このアーティストの作品は、ポップでストリートな作品が特徴的です。

この動画の制作風景では、下書きやした絵などを全く必要とせず、黒い髪に対して直接カッターを入れながらどんどんと絵が切り出されている様子を見ることができます。このようなやり方を実現するためには、潜在的に高度なデッサン力が必要となります。

美大受験において多くの学科でデッサンが出題されるのは、しっかりした造形をする基本的な力がデッサンをすることによって身につきやすくなるからです。何気なく切り抜いているように見えて、この造形力に辿り着くまでにかなりの努力がなされているのです。

『The Tree of Courage―モチモチの木(英語版)』

モチモチの木』に英語版があったんだ!という驚き。