今回紹介するのは、パステル(いわゆるクレヨンに似ている画材)を使用して人の顔をスーパーリアリズムの表現手法で描く画家、Ruben Belloso Adorna(ルベン・ベジョソ・アドルナ)の制作風景動画です。
100年以上前にカメラのテクノロジーが劇的に向上してから、絵画の世界は「写実」から遠ざかり、自分の感性での自己表現の追求が主流となりました。しかし、21世紀に入ってから、写実表現の価値が見直され、リアリズムが力を盛り返してきています。

この時代の流れを作り出すのに、CG(コンピューター・グラフィック)の果たした役割は大きいです。CGの世界では映像やゲームの中でいかに現実の世界に近いリアリティを出すかが追求され、写実・リアリズムの凄みが理解されるようになったといえるのです。

このような時代の流れ、美大受験生の皆さんはちゃんと把握していますか?この1世紀ほどの写実から遠ざかる流れは、現在大きく変わりつつあるのです。未来に生きるアーティストの卵の皆さんだからこそ、その大きくなりつつある流れを感じて欲しいと思います。